長翅類(読み)ちょうしるい

百科事典マイペディア 「長翅類」の意味・わかりやすい解説

長翅類【ちょうしるい】

昆虫綱の1目。シリアゲムシ目ともいう。完全変態をするものでは最も原始的といわれる。頭の前部はくちばし状,触角は糸状で多節。2対の翅はほぼ同形で長い。アジア東部に多く,5科300余種。日本にはシリアゲムシ科,カガンボモドキ科の2科約50種が分布する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長翅類」の意味・わかりやすい解説

長翅類
ちょうしるい

「シリアゲムシ類」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の長翅類の言及

【シリアゲムシ(挙尾虫)】より

…北海道南端から九州にかけ,低山地の林縁に広く分布するもっともふつうのシリアゲムシである。 シリアゲムシはまたシリアゲムシ科Panorpidaeの総称名で長翅類ともいう。世界に約200種が知られ,日本からは40種以上が記録されている。…

※「長翅類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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