門波(読み)となみ

精選版 日本国語大辞典 「門波」の意味・読み・例文・類語

と‐なみ【門波・戸波】

  1. 〘 名詞 〙 せまい海峡に立つ波。瀬戸に立つ波。
    1. [初出の実例]「淡島に漕ぎ渡らむと思へども明石の門浪(となみ)いまだ騒けり」(出典万葉集(8C後)七・一二〇七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android