閃長斑糲岩(読み)せんちょうはんれいがん(その他表記)syenogabbro

岩石学辞典 「閃長斑糲岩」の解説

閃長斑糲岩

粗粒粗面玄武岩に相当する顕晶質岩石で,塩基性斜長石の他に正長石を含むもの[Johannsen : 1917].1920年にこの語はモンゾニ斑糲岩に置き換えられたが,1922年に再び使用され閃長岩と斑糲岩の中間で,正長石の量が斜長石よりも少なく,全長石量の5%以上含まれるものとした[Johannsen : 1920, 1922].アルカリ斑糲岩(alkali gabbro)と同義

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android