精選版 日本国語大辞典 「開た口が塞がらぬ」の意味・読み・例文・類語 あい【開】 た 口(くち)が塞(ふさ)がらぬ ① あきれ返った状態。あきれてものも言えないさま。[初出の実例]「茶くれし女は、現(うつつ)かふしぎと、あいた口のふさがらず」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)五)② うっとりしている状態。我を忘れたさま。[初出の実例]「師直は明いた口ふさがれもせずうっとりと」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例