デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「開中費直穢人」の解説 開中費直穢人 かわちのあたい-えひと ?-? 5-6世紀ごろの鋳金工。和歌山県隅田(すだ)八幡神社所蔵の国宝「人物画象鏡」の製作者。鏡銘によれば,癸未年に今州利(いますり)と2人(開中費直,穢人今州利の2人とも)で銅鏡をつくったとある。癸未年については443年,503年,563年など諸説がある。開中-費直を河内-直と解し,穢人を「あやひと」ともよむが,確証はない。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例