間の根遺跡(読み)あいのねいせき

日本歴史地名大系 「間の根遺跡」の解説

間の根遺跡
あいのねいせき

[現在地名]中津川市中津川 恵下

中津川と四ッ目よつめ川とに挟まれた扇状地形状洪積台地に位置し、遺物包含地が分散している。集中して認められるのは五地点ほどが確認され、先土器時代・縄文時代の土器・石器が多く採集されている。土器は縄文中期の勝坂式・加曾利E式類似のものが多く、大洞A式に類似する晩期精製土器、弥生時代の水神平系土器も認められる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android