間切帆(読み)まぎりぼ

精選版 日本国語大辞典 「間切帆」の意味・読み・例文・類語

まぎり‐ぼ【間切帆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風に向かってまぎり走りをしているときの帆。その際の帆は詰め開きといい、大きく開き帆とする。
    1. [初出の実例]「遠灘まきり帆は、風の替る雲あらは其方に属」(出典:船行要術(1505)五)
  3. 西洋型帆船の後檣に展張する三角帆、または前檣と大檣との間に渡した綱に展張する三角帆の類。まぎり走りに主用されるところからの称。〔軍艦図解(1808)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android