三角帆(読み)さんかくほ

精選版 日本国語大辞典 「三角帆」の意味・読み・例文・類語

さんかく‐ほ【三角帆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まぎりぼ(間切帆)
    1. [初出の実例]「舳檣の三角帆即ち真切帆なり」(出典:軍艦図解(1808))
  3. ヨットで、マスト前方に張る三角形の帆。ジブ
    1. [初出の実例]「船を覆(くつがへ)さないだけの大きさに三角帆を設計し」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉伸び行く)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の三角帆の言及

【帆船】より

…そこで一つのくふうとして,帆の上辺を支える横木(ヤード)を傾けて風上になる縁を短くすることが行われた。こうしてラテン帆(ラテンセール)が生まれ,短い縁は消えて三角帆になったのも多い。この帆では短い縁をいつも風上側(船首側)に突き出すから,右からの風と左からの風では風を受ける帆の面が裏表逆になる。…

※「三角帆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む