関町田遺跡(読み)せきまてだいせき

日本歴史地名大系 「関町田遺跡」の解説

関町田遺跡
せきまてだいせき

[現在地名]南国市大 関町田

物部ものべ川の新期扇状地上、標高九・一メートルにある銅鐸出土地。田村たむら遺跡の北西一キロにあり、おおそね遺跡ともよばれ、現在水田になっている。安永四年(一七七五)県下では型式的に最古の扁平鈕の銅鐸が一個発見された。当時の国学者稲毛実「間隙雑記」は銅鐸について、戸部愿山の「大湊紀行」は出土地点について、各々詳述している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 田村

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android