関送り(読み)セキオクリ

デジタル大辞泉 「関送り」の意味・読み・例文・類語

せき‐おくり【関送り】

京都から旅に出る人、特に、伊勢参宮の人を逢坂おうさかの関まで送ること。⇔関迎え
旅立ちの人を見送ること。
「そのあけの日は禿かぶろどもが立酒幸ひ―とて」〈浮・一代男・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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