閻羅(読み)エンラ

デジタル大辞泉 「閻羅」の意味・読み・例文・類語

えん‐ら【閻羅】

閻魔王」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「閻羅」の意味・読み・例文・類語

えん‐ら【閻羅】

  1. ( [梵語] Yama-rāja の音訳閻魔羅社(えんまらじゃ)」の略 ) =えんま(閻魔)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「閻羅の闕(みかど)より還り甦(い)き、増(ますます)誓願を発す」(出典日本霊異記(810‐824)中)

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世界大百科事典(旧版)内の閻羅の言及

【閻魔】より

…閻魔は冥府の王として仏教とともに日本に入り,恐ろしいものの代名詞とされたが,地蔵菩薩と習合して信仰対象にもなった。奈良時代には閻羅王と書かれ,まれに閻魔国とも書かれている(《日本霊異記》)。閻羅は閻魔羅闍(えんまらじや)Yama‐râjaの略で,閻魔王の意味である。…

※「閻羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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