閻連科(読み)エン・レンカ(その他表記)Yan Lian-ke

現代外国人名録2016 「閻連科」の解説

閻 連科
エン・レンカ
Yan Lian-ke

職業・肩書
作家

国籍
中国

生年月日
1958年

出生地
河南省嵩県

学歴
河南大学,解放軍芸術学院卒

受賞
魯迅文学賞「堅硬如水」,老舎文学賞「受活」,フランツ・カフカ賞〔2014年〕

経歴
貧しい農村に生まれる。高校中退で就労、20歳の時に人民解放軍に入隊する。在軍中に河南大学と解放軍芸術学院を卒業。2004年軍を離れ、北京市作家協会に所属して作家活動に専念。1980年代末から小説を発表し、長編8編、中編40編、短編60編を著す。「堅硬如水」で魯迅文学賞を、「受活」で老舎文学賞を受賞。2014年にはフランツ・カフカ賞を受賞。作品は日本の他、20以上の国・地域で出版されている。邦訳書に「愉楽」「丁庄の夢」「人民に奉仕する」など。現代中国を代表する反体制派の作家で、ノーベル文学賞に最も近い中国人作家と言われる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

関連語 職業

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android