阪口一草(読み)サカグチ イッソウ

20世紀日本人名事典 「阪口一草」の解説

阪口 一草
サカグチ イッソウ

昭和・平成期の日本画家



生年
明治35(1902)年2月28日

没年
平成9(1997)年8月19日

出身地
大阪府大阪市港区

本名
阪口 政次郎(サカグチ マサジロウ)

経歴
大正6年藤田紫雨に手ほどきを受けて絵を始める。7年上京し、働きながら太平洋画研究所に通う。9年御形塾に入り川端龍子に師事し、昭和2年第14回院展に初入選。その後、龍子とともに院展を脱退し、青竜社結成に参加。社人として作品を出展するとともに塾頭も務めるなど活躍した。のち青竜社を脱退して、日展、新興美術院と移り、35年同志と青炎会を結成。また日本画院の客員となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阪口一草」の解説

阪口一草 さかぐち-いっそう

1902-1997 昭和-平成時代の日本画家。
明治35年2月28日生まれ。大正9年川端竜子にまなぶ。昭和2年院展に初入選。4年青竜社結成にくわわり,「千手観世音」などの作品を発表。25年青竜社脱退。35年青炎会結成に参加した。平成9年8月19日死去。95歳。大阪出身。本名は政次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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