防湿材(読み)ぼうしつざい(英語表記)dampproof material

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「防湿材」の意味・わかりやすい解説

防湿材
ぼうしつざい
dampproof material

透湿性の少い材料のこと。防水材と同義に使われることもあるが,防水材より水密性能がきわめてすぐれている。合成樹脂皮膜,アルミニウム箔,アスファルト・ルーフィング,フェルトパラフィン紙塗料などがある。建物内部に湿気が入るのを防ぐためにはアスファルト系のものを多く用いる。木造建築ではアスファルト・ルーフィングを羽目板の下に張り,木造モルタル塗りの場合は,金網の下に張ったりする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android