共同通信ニュース用語解説 「防衛装備品の購入」の解説
防衛装備品の購入
日本は、安全保障環境の激化を理由に防衛装備品の購入を進めている。多くを占めるのは米国製。購入する際、米政府の提示額などを受け入れる対外有償軍事援助(FMS)を利用した購入が中心となる。最新鋭の装備を導入できる代わり、米国が示した納期や見積価格を基に代金を先払いし、納品後に実際かかった費用を精算する仕組み。2019年度予算の概算要求ではFMS調達が6917億円(契約ベース)で過去最大となった。FMSで日本が先払いで払い過ぎ、米が精算していない額は16年度末で1072億円にまで積み上がった。言い値で買わされるとの批判もある。
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