阿呆げ(読み)あほうげ

精選版 日本国語大辞典 「阿呆げ」の意味・読み・例文・類語

あほう‐げ【阿呆げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「げ」は接尾語 )
  2. ばかのようなさま。おろかに見えるさま。
    1. [初出の実例]「あほうげにまふ」(出典:虎明本狂言・老武者(室町末‐近世初))
    2. 「三十越して児童(こども)らしき喧嘩騒ぎも阿房気(ゲ)なりと」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉六八)
  3. はなはだしいさま。
    1. [初出の実例]「梅屋敷、雪隠阿房けに遠い」(出典:雑俳・太箸集(1835‐39)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む