降積(読み)ふりつむ

精選版 日本国語大辞典 「降積」の意味・読み・例文・類語

ふり‐つ・む【降積】

〘自マ四〙 =ふりつもる(降積)
古今(905‐914)雑上・八九一「ささの葉にふりつむ雪のうれをおもみ本くだち行くわがさかりはも〈よみ人しらず〉」
測量船(1930)〈三好達治〉雪「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ」

ふり‐つも・る【降積】

〘自ラ五(四)〙 雪などが降って積み重なる。ふりつむ。
※後撰(951‐953頃)冬・四八五「ふる里の雪は花とぞふりつもるながむる我も思消えつつ〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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