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除沙 じょさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

除沙
じょさ

蚕座に堆積した蚕糞や食べ残しの桑など (蚕沙) を取除いて蚕座を清潔にする作業。蚕がにつく前の除沙を眠除,桑付けしてから初めての除沙を起除,齢の中間に行うのを中除という。一般に1齢は行わず,2齢に起除と眠除,3齢に起・中・眠除を行う。4,5齢の壮蚕期には蚕沙の量も増すが,除沙回数は棚飼いで毎日1回,条桑育では4,5齢を通じ1~3回と,飼育形式によって異なる。除沙には稚蚕期は糸網,壮蚕期は平飼いなどでは目の大きい縄網,条桑育では縄やビニルネットを使う。

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デジタル大辞泉の解説

じょ‐さ〔ヂヨ‐〕【除沙】

蚕の糞(ふん)や食い残しの桑などを取り除くこと。

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世界大百科事典内の除沙の言及

【カイコ(蚕)】より

…また,飼育を続けていくとしだいに蚕糞(さんぷん)や残桑がたまるので,これを除いてやらなければならない。このような操作を除沙(じよさ)といい,その方法は飼育しているカイコの上にカイコがくぐることのできる程度の目の網をかけ,その上からクワを与えると,カイコは網目を通ってはい上がってくる。カイコが全部はい上がってから網をもち上げ,下に残った蚕糞や残桑を除けばよい。…

※「除沙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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