陵園(読み)りようえん(ゑん)

普及版 字通 「陵園」の読み・字形・画数・意味

【陵園】りようえん(ゑん)

御陵。〔晋書、元四王、琅邪悼王煥伝〕俄(には)かにしてず。年二悼念して已(や)む無し。~加ふるに人の禮を以てし、詔して凶門柏貴戚の家の喪時の門)を立て、~陵園を營し、功役甚だ衆(おぼ)し。

字通「陵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の陵園の言及

【墳墓】より

…しかし,現在のところどちらともいえない。いずれにせよ墳丘の出現によって,それまで規模,副葬ともに優れたものをもちながら共同墓地に葬られてきた王陵が,王と王后のために一つの陵園を形成することになり,ここに戦国時代における王権の絶対性をかいま見ることができる。秦の始皇陵はその頂点ともいうべきものであり,一個人のために方台形状の墳丘を築き(東西345m,南北350m,高さ76m),周辺に広大な陵園を設定し,その城壁外各所に多くの殉葬墓,兵馬俑坑を配置する。…

※「陵園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android