貴戚(読み)きせき

精選版 日本国語大辞典 「貴戚」の意味・読み・例文・類語

き‐せき【貴戚】

  1. 〘 名詞 〙 高貴な人の親戚。または、貴族
    1. [初出の実例]「楚の公族の貴戚どもが」(出典:史記抄(1477)一一)
    2. 「又痛く貴戚豪族を圧し威福を張るを得せしめす」(出典:匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録)
    3. [その他の文献]〔孟子‐万章・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「貴戚」の読み・字形・画数・意味

【貴戚】きせき

君主の親戚、外戚の婦人たち。〔礼記月令〕(仲冬の月)奄尹(えんゐん)に命じ、~室をみ、必ず重閉し、~することを得ざらしむ。貴戚りと雖も、禁ぜざることる毋(なか)らしむ。

字通「貴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android