隔離分布(読み)カクリブンプ

デジタル大辞泉 「隔離分布」の意味・読み・例文・類語

かくり‐ぶんぷ【隔離分布】

生物学で、ある種が離れた場所不連続に分布していること。かつては広域に分布していたが、気候や海水面の変動などによって、不連続に残存する例や、元はある領域に分布していた種が大陸移動によって離れて分布する例が知られる。不連続分布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の隔離分布の言及

【タヌキノショクダイ】より

…その後,この属の植物は九州(霧島山域)でも発見されたが,珍品である。同属の植物はブラジルに1種知られており,地球上でもっとも遠距離の隔離分布の例となっていて,植物分布の点からも珍しい。原産地は国の天然記念物に指定,保護されている。…

※「隔離分布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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