障らう(読み)さわらう

精選版 日本国語大辞典 「障らう」の意味・読み・例文・類語

さわら‐・うさはらふ【障う】

  1. 〘 連語 〙 ( 動詞「さわる(障)」の未然形反復継続を表わす助動詞「ふ」が付いたもの ) くり返しひっかかる。じゃまをされつづける。
    1. [初出の実例]「一瀬には千たび障良比(さはラヒ)ゆく水の後にも逢はむ今にあらずとも」(出典万葉集(8C後)四・六九九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android