継続(読み)ケイゾク

デジタル大辞泉 「継続」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぞく【継続】

[名](スル)
前から行っていることをそのまま続けること。また、そのまま続くこと。「討議継続する」
以前からのことを受け継ぐこと。継承
「オヤノショウギョウヲ―スル」〈和英語林集成
[類語]連続永続続く打ち続く引き続く持続存続長続き続ける後続続行尾を引く引き続き続けざま立て続け脈脈続けざま立て続けぶっ続けぶっ通し次次相次いでじゃんじゃんどしどしきびすを接する芋蔓式引きも切らず引っ切り無し矢継ぎ早畳み掛ける縷縷のべつ不断常に絶えず終始始終ずっと日夜夜昼続行続続明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐずるずるべったりのべつ幕無し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「継続」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぞく【継続】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 以前から行なわれていた事が引き続いて行なわれること。また、それを続けて行なうこと。〔漢語字類(1869)〕
    1. [初出の実例]「政治に於て主義無く、党争に於て継続無き」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉一)
    2. [その他の文献]〔礼記疏‐月令〕
  3. 以前からの事をうけつぐこと。継承。
    1. [初出の実例]「オヤノ ショウギョウヲ keizoku(ケイゾク)スル」(出典:改正増補和英語林集成(1886))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「継続」の読み・字形・画数・意味

【継続】けいぞく

ひきつづく。宋・曾〔撫州顔魯公祠堂記〕小人繼續してに任じ、天下日にに入る。大盜繼ぎてり、天子輒(すなは)ち出でて之れをく。の在の臣、多く畏怯するのみ。

字通「継」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

図書館情報学用語辞典 第5版 「継続」の解説

継続

書誌的な関係を表す用語で,逐次刊行物タイトルを変更して,別の逐次刊行物となること.巻次を継承するか否かは問わない.継続を,一つの逐次刊行物が別の逐次刊行物に変化する場合に限定し,2以上の逐次刊行物が結び付いて新たな逐次刊行物となる場合を「合併」,2以上の新たな逐次刊行物が生ずる場合を「分離」と称することがあるが,先行する逐次刊行物のタイトルとは別のタイトルになるとき,これらすべてが継続として扱われることもある.特に,レコードリンクなどの技法を用いて目録(書誌)データベース中で相互関係を表現するときには,これらすべてを継続として扱うことも多い.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android