雁の間(読み)かりのま

精選版 日本国語大辞典 「雁の間」の意味・読み・例文・類語

かり【雁】 の 間(ま)

(襖絵(ふすまえ)に雁が書かれていたところから) 江戸城中の一室。譜代三万石以上、一〇万石以下の大名詰所にあてられた広間。雁(がん)の間(ま)
※雑俳・柳多留‐八四(1825)「列座皆行義乱さぬ鴈の御間

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