一室(読み)いっしつ

精選版 日本国語大辞典 「一室」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しつ【一室】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一つ部屋。ひとま。
    1. [初出の実例]「一室何堪掃、九州豈足歩」(出典凌雲集(814)高士吟〈賀陽豊年〉)
    2. [その他の文献]〔韓詩外伝‐四〕
  3. ある部屋。
    1. [初出の実例]「蓄音機ふとしも船の一室(イッシツ)に起るがきこゆ海かなしけれ」(出典:独り歌へる(1910)〈若山牧水〉上)
  4. 同じ部屋。
    1. [初出の実例]「我等一室(イッシツ)同法なる上」(出典:米沢本沙石集(1283)五本)
    2. [その他の文献]〔礼記‐玉藻〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む