雁多尾畑古墳群(読み)かりんどうばたこふんぐん

日本歴史地名大系 「雁多尾畑古墳群」の解説

雁多尾畑古墳群
かりんどうばたこふんぐん

[現在地名]柏原市雁多尾畑

雁多尾畑集落の北西、東と南を青谷あおたに川、北を本堂ほんどう川、西はたに川に挟まれた標高二〇〇―三五〇メートルの丘陵上にある。分布状態は西側に片寄って密集しており、主体部はすべて横穴式石室である。おおまかに分けて四八支群四〇〇基が認められ、七世紀前半に築造されたと考えられる無袖の小型石室が多く、また第八支群第九号墳は横口式石槨である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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