…落款に印を用いる風も明以後は一般化し,文人は印にも意を用いて姓名や雅号のみならず,詩句を彫って鑑賞することも行われ,14世紀には青田石に容易に彫刻することが発見され篆刻は文人の教養の一つとなった。これらの私印を雅印とよぶ。それとともに古印の研究が盛んになり,宋代以後金石学とともに発達したが,印譜が世に行われるようになった。…
※「雅印」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...