集団平和(読み)しゅうだんへいわ(その他表記)collective peace

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「集団平和」の意味・わかりやすい解説

集団平和
しゅうだんへいわ
collective peace

インドの J.ネルー首相が,1954年下院演説で展開した考え方。ネルーはアメリカの東南アジア条約機構 SEATO結成の動きに反対し,これまでの集団安全保障は,ときとして集団戦争準備にほかならない。目指すべきは集団平和であり,それは単に世界平和の擁護に助力するだけでなく,どんな状態でもその地域の平和を維持するという考え方である。世界平和は,そのような平和地域の拡大によってもたらされると説いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む