雌剣(読み)しけん

精選版 日本国語大辞典 「雌剣」の意味・読み・例文・類語

し‐けん【雌剣】

〘名〙 雌の剣。雌雄一対になった剣の一方の剣。
太平記(14C後)一三「さては此の劔北戸の柱の中に在りと心得て、柱を破って見るに、果して一つの雌劔(シけん)あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android