雑陳(読み)ざっちん

精選版 日本国語大辞典 「雑陳」の意味・読み・例文・類語

ざっ‐ちん【雑陳】

  1. 〘 名詞 〙 乱雑にならべること。雑多にならんでいること。
    1. [初出の実例]「然疵病雑陳、全篇佳者甚稀」(出典:日本詩史(1771)二)
    2. 「殊に新刊書を机辺三尺の間に雑陳し」(出典:読書放浪(1933)〈内田魯庵〉読書放浪)
    3. [その他の文献]〔宋玉‐招魂〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android