招魂(読み)ショウコン

デジタル大辞泉 「招魂」の意味・読み・例文・類語

しょう‐こん〔セウ‐〕【招魂】

死者の霊をまねいて祭ったり鎮めたりすること。

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精選版 日本国語大辞典 「招魂」の意味・読み・例文・類語

しょう‐こんセウ‥【招魂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 死者の霊魂を招き呼び、肉体に鎮めること。転じて、死者の霊を招いてまつること。死者をとむらうこと。たまむかえ。たまよばい。
    1. [初出の実例]「自一条殿余有祭〈招魂〉」(出典殿暦‐永久三年(1115)一二月二三日)
    2. 「日毎のせうこんの御まつり、今は定まれる事也」(出典:日中行事(1334‐38頃))
  3. 生者の魂を招くこと。〔太平御覧‐妖異部・魂魄

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普及版 字通 「招魂」の読み・字形・画数・意味

【招魂】しよう(せう)こん

死者、あるいは生者の魂を招く。唐・杜甫〔彭衙行〕詩 湯を煖(あたた)めて我が足を(あら)ひ 紙を翦(き)つて我が魂を招く

字通「招」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「招魂」の解説

招魂(チョホン)

韓国テレビドラマ。2010年11月放映開始(全2話)。出演は、パク・ジョンチョル、アンジョンフン、チョン・ムソンほか。旅芸人人生を描く。

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世界大百科事典(旧版)内の招魂の言及

【楚辞】より

…そうした基礎の上に,戦国後半期の中国全土が統一に向かう趨勢の中で,文学的な内容をそなえた楚辞の作品群が形成されてくる。 天地構造や歴史に関する疑問を列挙した〈天問〉,身体を遊離した魂を招き返そうとする〈招魂〉,山川の神々の祭歌である〈九歌〉などが楚辞の宗教的基盤をよく反映した作品だと言えよう。こうした基礎の上に,地上に入れられず,天上や神話的な異域を遊行する主人公の自叙からなる〈離騒〉が形成されて楚辞文学の頂点をなす。…

※「招魂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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