デジタル大辞泉
「招魂」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
しょう‐こんセウ‥【招魂】
- 〘 名詞 〙
- ① 死者の霊魂を招き呼び、肉体に鎮めること。転じて、死者の霊を招いてまつること。死者をとむらうこと。たまむかえ。たまよばい。
- [初出の実例]「自二一条殿一為レ余有レ祭〈招魂〉」(出典:殿暦‐永久三年(1115)一二月二三日)
- 「日毎のせうこんの御まつり、今は定まれる事也」(出典:日中行事(1334‐38頃))
- ② 生者の魂を招くこと。〔太平御覧‐妖異部・魂魄〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「招魂」の読み・字形・画数・意味
【招魂】しよう(せう)こん
死者、あるいは生者の魂を招く。唐・杜甫〔彭衙行〕詩 湯を煖(あたた)めて我が足を
(あら)ひ 紙を翦(き)つて我が魂を招く字通「招」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の招魂の言及
【楚辞】より
…そうした基礎の上に,戦国後半期の中国全土が統一に向かう趨勢の中で,文学的な内容をそなえた楚辞の作品群が形成されてくる。 天地構造や歴史に関する疑問を列挙した〈天問〉,身体を遊離した魂を招き返そうとする〈招魂〉,山川の神々の祭歌である〈九歌〉などが楚辞の宗教的基盤をよく反映した作品だと言えよう。こうした基礎の上に,地上に入れられず,天上や神話的な異域を遊行する主人公の自叙からなる〈離騒〉が形成されて楚辞文学の頂点をなす。…
※「招魂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 