精選版 日本国語大辞典 「雑雑」の意味・読み・例文・類語
まぜ‐まぜ【雑雑】
〘名〙 (形動)
① =まぜこぜ(混━)
※宇津保(970‐999頃)楼上上「楼にのぼり給ふべき程の呉橋(くれはし)は、いろいろの木をまぜまぜにつくりて」
② 交互にすること。また、そのさま。
ぞうぞう‐し・い ザフザフ‥【雑雑】
〘形口〙 ざふざふし 〘形シク〙 卑しく取るに足りない。身分が低く下品である。また、乱れている。
ぞう‐ぞう ザフザフ【雑雑】
〘名〙 (形動) いろいろであること。また、そのさま。さまざま。
※玉塵抄(1563)一一「君子聖人たる人は〈略〉ざうざうにあわ口をばきかぬぞ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報