雛遊び(読み)ヒイナアソビ

デジタル大辞泉 「雛遊び」の意味・読み・例文・類語

ひいな‐あそび〔ひひな‐〕【×雛遊び】

ひな祭りのこと。ひなあそび。
ひな人形を使ってする女児の遊び。
「小さき御台、御皿ども、御箸の台、州浜なども―の具と見ゆ」〈紫式部日記

ひな‐あそび【×雛遊び】

雛人形や、その調度品を飾り、供え物をしたりして遊ぶこと。近世以降は、雛祭りをさす。ひいなあそび。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の雛遊びの言及

【雛人形】より

…その流行につれて,行事に飾る人形も発達し,さまざまな雛人形が生まれた。雛祭は,江戸中期ころまでは〈雛遊び〉と呼ばれていた。これは神遊びのことで,神を迎えてまつり,男女の健やかな成長を願い災厄をはらう祭りと考えられていた。…

※「雛遊び」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android