雨は花の父母(読み)あめははなのふぼ

精選版 日本国語大辞典 「雨は花の父母」の意味・読み・例文・類語

あめ【雨】 は 花(はな)の父母(ふぼ・かぞいろ)

  1. 花は雨の恵みによって咲くことをいう。〔諺苑(1797)〕

雨は花の父母の語誌

「和漢朗詠‐上・雨」の「養ひ得ては自ら花の父母たり、洗ひ来っては寧ろ薬の君臣を弁へんや〈紀長谷雄〉」より出たもので、「光悦本謡曲・熊野」などにも、「草木雨露のめぐみ、やしなひえては花の父母たり」などと見える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 語誌

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む