雨合羽(読み)あまガッパ

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世界大百科事典(旧版)内の雨合羽の言及

【合羽】より

…織田信長,豊臣秀吉,足利義昭など当時の支配者たちは早速これをまねて,西洋から献上された最高級羊毛布地の〈猩々緋(しようじようひ)〉(赤紫色)で同形のものを作らせ,カッハ,カハン,カッパなどと称して身辺に置き,権威の象徴とした。それ以前にはみのしかなく,防寒防雨雪用としてカッパは最適のため,鎖国以後も,オランダ人のもたらしたラシャや羅背板(らせいた)などの羊毛布地を使って,上級武士の間に広く使われはじめてゆき,合羽と記され,雨合羽ともいわれた。さらに富裕な町人,医師,俳人たちも合羽の贅(ぜい)を競うようになったため,幕府は数度にわたって着用を禁止,ついに罰則つきの禁令が出され,元禄初年(1688)ころから町人のラシャの合羽着用は見られなくなった。…

※「雨合羽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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