雨染(読み)あまじみ

精選版 日本国語大辞典 「雨染」の意味・読み・例文・類語

あま‐じみ【雨染】

〘名〙 雨水しみたあとのよごれ。あめじみ。
婦系図(1907)〈泉鏡花〉前「虫蝕(むしくひ)と、雨染(アマジ)みと」

あま‐じ・む【雨染】

〘自マ四〙 雨水のしみがつく。
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)二「幸田嘉兵衛といふ狂言師の表札も雨じみし引たて戸」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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