精選版 日本国語大辞典 「雪の上に霜」の意味・読み・例文・類語
ゆき【雪】 の 上(うえ)に霜(しも)
- ( 雪の上にさらに同じような霜の意で ) 十分にあるものにさらに同じようなものを加えることのたとえ。雪に霜を加える。雪上(せつじょう)霜を加う。
- [初出の実例]「よろづの事にふれてこころたくみなる姫に、結句、さいかく第一のめのとのあま鷺が手をとりてをしへければ、ひとへに雪のうへの霜とこそおぼえけれ」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...