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結句(読み)ケック

デジタル大辞泉の解説

けっ‐く【結句】

[名]詩歌の終わりの句。特に、漢詩の絶句の第4句。
[副]
とどのつまり。あげくのはて。結局。
「わたし自身で道をつけてやる方が―女の為だと考え」〈荷風・あぢさゐ〉
かえって。むしろ。反対に。
「いつも此同胞(きょうだい)を借りて重宝するを、此方(こなた)は―有難い事におもうて」〈紅葉・二人女房〉
[アクセント]はケックック。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

けく【結句】

( 副 )
〔「けっく」の転〕
とどのつまり。あげくのはて。 「振られて-は外聞/浮世草子・武道桜」
かえって。 「若き男は-物怯して/読本・雨月 菊花の約

けっく【結句】

[0] ( 名 )
詩歌の最後の句。特に、五・七言絶句の第四句。
物事の終わり。結末。 「ひしと-をばしろしめしつつ御さたあることなれば/愚管 4
[1] ( 副 )
あげくのはて。結局。 「目色顔色を吞みこんで仕舞へば大したこともなく、-おだてに乗る質なれば/大つごもり 一葉
かえって。むしろ。 「周旋して呉るのが-めいわく千万/安愚楽鍋 魯文

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の結句の言及

【短歌】より

…5・7・5・7・7を上3句(5・7・5)と下2句(7・7)とに分け,前者を〈上句(かみのく)〉,後者を〈下句(しものく)〉と呼ぶ。第1句(5)を初句,頭句,起句,第2句(7)を胸句,第3句(5)を腰句,第5句を結句,尾句,落句などと呼んでいる。5句31拍に合わない作を〈破調〉といい,長すぎるものを〈字あまり〉,短いものを〈字足らず〉と呼ぶ。…

※「結句」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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