雪もよに(読み)ゆきもよに

精選版 日本国語大辞典 「雪もよに」の意味・読み・例文・類語

ゆきもよ‐に【雪に】

  1. 〘 副詞 〙 雪が盛んに降る状態で。雪の降る中に。
    1. [初出の実例]「かきつめてむかし恋しきゆきもよにあはれをそふるをしのうきねか」(出典:源氏物語(1001‐14頃)朝顔)

雪もよにの語誌

→「あめもよに(雨━)」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android