普及版 字通 「雫(漢字)」の読み・字形・画数・意味
雫
人名用漢字 11画
[字訓] しずく
[字形] 会意
雨+下。古い字書にみえず、遼の幽州の僧行均の編した〔竜手鑑〕に訓義を加えず、「俗、奴寡・奴の二反」とする。〔万葉〕には(滴)・液・瀝を「しづく」と訓するが、雫の字はみえない。〔和漢三才図会、芸器、倭字〕に清の呉任臣の〔続字彙補〕にみえるとするが訓義がなく、「雫、~倭にては涓の字と爲す」とあって、わが国での用法のようである。
[訓義]
1. 国語で、しずく。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報