雲の上臥し(読み)くものうえぶし

精選版 日本国語大辞典 「雲の上臥し」の意味・読み・例文・類語

くも【雲】 の 上臥(うえぶ)

  1. 宮中宿直(とのい)すること。
    1. [初出の実例]「九重の雲のうへふし袖さえてまどろむほどの時のまもなし」(出典:弁内侍日記(1278頃)建長元年九月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android