雲居の余所(読み)クモイノヨソ

デジタル大辞泉 「雲居の余所」の意味・読み・例文・類語

くもい‐の‐よそ〔くもゐ‐〕【雲居の余所】

遠く離れている所。はるかに隔たった所。
「限りなき―に別るとも人を心に遅らさむやは」〈古今離別

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精選版 日本国語大辞典 「雲居の余所」の意味・読み・例文・類語

くもい【雲居】 の 余所(よそ)

  1. 遠く離れたところ。
    1. [初出の実例]「かぎりなき雲井のよそにわかるとも人を心におくらさむやは〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)離別・三六七)

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