離別(読み)りべつ

精選版 日本国語大辞典「離別」の解説

り‐べつ【離別】

〘名〙
① 別れること。特に、人と別れること。別離
※文華秀麗集(818)中・奉和春閨怨〈巨勢識人〉「君不見妾離別、昼夜吁嗟涕如雪」 〔楚辞‐離騒〕
② 夫婦の関係を絶つこと。離縁。
今昔(1120頃か)四「人の夫妻の間は百年の契を期す、離別せむ事何(いかならむ)ぞ」

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デジタル大辞泉「離別」の解説

り‐べつ【離別】

[名](スル)
人と別れること。別離。「幼時に父親と離別した」
夫婦の関係を断って別れること。離婚。
[類語](1別れ別離決別一別生き別れ泣き別れ生別離れる別れる生き別れる死に別れる死別永別永の別れ永訣/(2離婚破婚離縁不縁破局破鏡三下り半別れる暇を出す暇をやる

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普及版 字通「離別」の解説

【離別】りべつ

人と別れる。陸亀〔別離〕 無きに非ず 離別のに灑(そそ)がず 劍に仗(よ)りて酒に對す 游子の顏を爲すを恥づ

字通「離」の項目を見る

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世界大百科事典内の離別の言及

【離婚】より

…遠江国のある人の妻が,離婚されてその家を出ようとしたとき,夫の側から,〈人ノ妻ノサラルヽ時ハ,家中ノ物,心ニ任セテ取ル習ナレバ,何物モ取給ヘ〉との申出があったが,妻は笑って,〈殿ホドノ大事ノ人ヲ打捨テユク程ノ身ノ,何物カホシカルベキ〉と,その場を静かに立ち去ろうとしたという。つまり,ここには,中世の在地世界に,離別された妻は,夫の家中の物品を,好きなだけ持ち去ることができるという慣習法が存在していたことが示されている。これは結局,結婚ののち,妻が夫の家中で占めていたいわゆる家内支配権(主婦としての権限)が,かなり強固なものであったことのあらわれであろう。…

※「離別」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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