零票確認(読み)れいひょうかくにん

共同通信ニュース用語解説 「零票確認」の解説

零票確認

選挙の際に投票所最初に入場した有権者投票管理者投票立会人と共に投票箱が空であることを確認する作業。「投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入っていないことを示さなければならない」とする公選法施行令に基づく。空の投票箱を撮影していいかどうかなど、具体的な運用は各自治体判断に委ねられている。

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知恵蔵mini 「零票確認」の解説

零票確認

各投票所の管理者が、投票開始前に投票人の面前で投票箱を開き、中に何も入っていないことを確認する行為。「ゼロ票確認」「空虚確認」とも呼ばれる。公職選挙法施行令に定められた行為だが、確認する人数規定はなく、自治体によって立ち会う投票人の数は異なる。投票日初日ほか期日前投票の初日や期間中に投票箱が満杯になった場合にも行われる。空の投票箱が見られる貴重な機会であることから、投票所に一番乗りしようとする投票人は一定数いると見られ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上では「#零票確認」「#零票確認ガチ勢」などのハッシュタグを使った投稿が行われている。

(2019-4-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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