最新 地学事典 「電撃戦モデル」の解説
でんげきせんモデル
電撃戦モデル
Blitzkrieg model
更新世末~完新世最初期の,南北アメリカでの大型動物の大量絶滅の原因が,人類による過剰殺戮(overkill)によるものとし,それがどのようにして起こったかを説明するモデル。米国の地球科学者P.S.マーティン(1928~2010)が提唱。北米大陸北部の巨大氷床の融解に伴い,その南側のエドモントン付近に人類が初めて現われたのが11,500年前とし,そこから人類は大型哺乳類を狩猟し尽して絶滅させながら南下,南米大陸の南端に約1,000年で到達した結果,南北アメリカに生息していた多くの大型動物が絶滅したとする。
執筆者:河村 愛
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

