南下(読み)ナンカ

精選版 日本国語大辞典 「南下」の意味・読み・例文・類語

なん‐か【南下】

  1. 〘 名詞 〙 南へ向かって進むこと。⇔北上
    1. [初出の実例]「先づ汝を刎(くびは)ねて、大熊氏(たいいうし)南下の軍の血祭とすべし」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉矮人巨人)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「南下」の読み・字形・画数・意味

【南下】なんか

南に進む。漢・賈誼〔過秦論、下〕乃ち恬(まうてん)をして~匈奴を卻(しりぞ)かしむること七百餘里、胡人敢て南下して馬を牧せず。

字通「南」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む