霜の衣(読み)しものころも

精選版 日本国語大辞典 「霜の衣」の意味・読み・例文・類語

しも【霜】 の 衣(ころも)

  1. 霜が一面に白く降っているさまを衣にたとえていう語。
    1. [初出の実例]「春待ちて霞の袖にかさねよとしもの衣のおきてこそゆけ」(出典:貞享版金槐集(1213)冬)
  2. 霜のおりかかっている衣。霜の降る寒い夜の衣。
    1. [初出の実例]「長き夜の霜の衣をうち佗びて寝ぬ人しるきあさぢふの宿〈源通光〉」(出典:新千載和歌集(1359)秋下・五一三)

しも【霜】 の 衣(きぬ)

  1. しも(霜)の衣(ころも)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む