霧不断の香を焚く(読み)キリフダンノコウヲタク

デジタル大辞泉 「霧不断の香を焚く」の意味・読み・例文・類語

きり不断ふだんこう・く

仏前で絶えずたく香の煙のように、霧が絶えることなくたちこめる。
「いらか破れては―・き」〈平家灌頂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 寂光院 実例

精選版 日本国語大辞典 「霧不断の香を焚く」の意味・読み・例文・類語

きり【霧】 不断(ふだん)の香(こう)を焚(た)

  1. ( 「不断の香」は仏前で絶やさずに焚く香 ) 仏前で、不断の香を焚いているように、霧が絶えず立ちこめている。
    1. [初出の実例]「即寂光院これなり。〈略〉よしあるさまの所なり。甍(いらか)やぶれては霧不断の香をたき、枢(とぼそ)おちては月常住の燈をかかぐとも、かやうの所をや申すべき」(出典平家物語(13C前)灌頂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む