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青蔵鉄道(読み)せいぞうてつどう

百科事典マイペディアの解説

青蔵鉄道【せいぞうてつどう】

中国の青海省西寧とチベット(西蔵)自治区の首府ラサを結ぶ鉄道。1958年に着工し,1979年に西寧から青海省ゴルムドまでの814kmが完成した。1984年営業運転開始。ゴムルドからラサまでの1142kmは2006年7月に開通して営業運転を開始,北京とラサが鉄道で直結された。西寧―ラサ間の全長は1956km,北京からラサまでの所要時間は約48時間。チベット自治区初の鉄道で,チベットの経済発展,観光開発,沿海部と内陸部の格差是正を担うものと期待される。総延長1956kmの約半分が標高4000m以上で,タンラ(唐古拉)山口駅は5072mで世界最高所の駅。高地の永久凍土上を走る山岳鉄道で,地盤対策や,車内の気圧を一定に保つなど,高地運行に対応する特別な技術が導入され,自然環境保護にも配慮している。ディーゼル機関車による運行。

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