運行(読み)ウンコウ

デジタル大辞泉 「運行」の意味・読み・例文・類語

うん‐こう〔‐カウ〕【運行】

[名](スル)
惑星・衛星・彗星すいせいなどが、その軌道上を運動すること。「地球運行
電車バスなどが決まった路線をたどって行くこと。「列車運行
物事が進んでいくこと。
穂先の―がねっとりとすくんで仕舞しまったのかと思うと」〈漱石・子規の画〉
[類語](1自転公転軌道/(2通行運転運動走る通る交通走行往来往還行き来行き交い/(3活動行動動き生動蠢動しゅんどう躍動活躍奔走動く動き回る働く

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精選版 日本国語大辞典 「運行」の意味・読み・例文・類語

うん‐こう‥カウ【運行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事や人が進み動くこと。
    1. [初出の実例]「然而親安之為躰、急速難運行哉」(出典:東寺百合文書‐ム・応安六年(1373)二月一四日・学衆方評定引付)
    2. 「国民経済の運行を著しく阻害し」(出典:労働関係調整法(1946)三五条)
  3. きまった道筋に沿って、巡り進むこと。現在では多く、天体交通機関などについていう。
    1. [初出の実例]「天地の動静、日月の運行(ウンカウ)、山河草木の体(てい)」(出典:彝倫抄(1640))
    2. [その他の文献]〔易経‐繋辞〕

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普及版 字通 「運行」の読み・字形・画数・意味

【運行】うんこう(かう)

めぐりゆく。唐・韓秋懐〕詩 行に窮無く 稟受すること氣(はなは)だ異なり

字通「運」の項目を見る

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